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■ 2007年6月 小中学生の4割が「子供だけで朝食」    

 厚生労働省が公表した「平成17年 国民健康・栄養調査」によると、朝食を「子どもだけで食べる」小中学生の割合が増加傾向であることが分かりました。「子どもだけで食べる」比率は、小学校1〜3年生が40.9%、4〜6年生が40.3%、中学生が42.5%といずれも40%を超えています。このうち、「子ども一人で食べる」比率は、小学校1〜3年生では13.5%、4〜6年生では11.7%、中学生では25.3%となっています。昭和63年の調査では、小学生の「子どもだけで食べる」比率は低学年、高学年共に30%を下回っていましたが、この17年間で親と一緒に朝食をとらない子どもが大幅に増えていることが分かります。(図1図2参照)
 夕食を19時以降に食べる子どもの割合も増加しており、特に20時以降に食べると回答した小中学生は7.1%と平成5年の1.7%から5.4ポイントの増加となっています。
 朝食の欠食率をみると、男女共に20歳代で最も高く、男性33.1%、女性23.5%であり、その後、年齢と共に低くなっています。(図3参照)
 また、20歳以上の人に朝食欠食が始まった時期を聞いたところ、男女共に「小学生頃から」という回答が増加しており、小さい頃からの食習慣によっていることが分かります。現在の食習慣について、改善したいと思っている15歳以上の人は48.5%と半数にも達していませんが、小中学生の子どもを持つ親は57.2%が子どもの食習慣を改善したいと思っているようです。

女性の年齢階級別労働力率

女性の配偶関係、年齢階級別労働力率

女性の年齢階級別労働力率(10歳階級別)

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