メールニュース 5月号
@ 最近の公表結果から
「石川県の将来推計人口」
去る3月27日、厚生労働省(国立社会保障・人口問題研究所)から、平成52年(2040年)までの都道府県別・市町村別の将来推計人口が公表されましたが、これに基づいて、県統計情報室では石川県関係分の概要をとりまとめました。
http://toukei.pref.ishikawa.jp/search/detail.asp?d_id=2630
A☆統計新着データ情報☆
@ 主要データ集(5月号)
全国と同じく、県内でも人口減少や高齢化が進み、平成52年(2040年)頃には総人口が百万人を割り込み、野々市市・川北町以外の17市町で人口が減少するものと見込まれるほか、65歳以上人口(老年人口)の割合も、23.7%(平成22年)から36.0%(平成52年)に上昇するとされています。
しかし、全国的にみた場合、人口の減少率は比較的小さく、都道府県別人口の順位は34位から31位へとランクアップすると見込まれています。また、急激に高齢化が進んでいるとされる奥能登地域(輪島・珠洲・穴水・能登の2市2町)では、総人口に対する75歳以上の割合は上昇するものの、この年代の人口そのものは30年間で約4千人減少すると推計されています。
この将来推計どおり人口が推移していくのかどうか――今後、若年世代の就業対策や少子化対策、高齢者福祉施策などを進めていくうえで、この将来推計が一つのメルクマールになるものと思われます。
人口や景気に関する指標など最新の主要なデータを集めた統計資料
A 「石川県の人口と世帯」(4月1日現在)
総人口1,158,366人 前月比△2,603人(自然増減△346人・社会増減△2,257人)
→ 増加市町は野々市市
B 「毎月勤労統計調査地方調査結果速報」(2月分)
・定期給与 238,456円 (前年同月比+0.1%)
・所定外労働時間 9.2時間 ( 同 +3.3%)
C 「鉱工業指数」(2月分)、 「生産動態統計調査」(3月分)
生産指数110.5(季節調整済) (前月比△0.9%:4か月連続の低下
前年同月比△1.4%)
・機械工業 前月比△1.9% ・繊維工業 同+5.2%
D 「金沢市消費者物価指数」(3月分・平成24年度平均)
総合指数98.0(H22=100) (前月比+0.2%、前年同月比△1.1%)
・食料 前月比△0.4% ・光熱,水道 同+0.1% ・被服及び履物 同+4.7%
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B今後の公表予定☆彡 (※公表予定日は前後する場合があります。)
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◇「石川県鉱工業指数(3月分)、生産動態統計調査(4月分)」 5月23日
◇「金沢市消費者物価指数 4月分」 5月24日
◇「毎月勤労統計調査地方調査結果速報 3月分」 5月31日
◇「石川県の人口と世帯 5月1日現在」 6月 3日
◇「主要データ集 6月号」 6月 4日
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