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　　７月に同時実施される「経済センサス-基礎調査」と「商業統計調査」とは

　経済センサス-基礎調査は、我が国の全ての事業所及び企業を対象として行われる国の最も基本的な統
計調査の一つであり、事業所や企業の活動の状態を調査し、その基本的構造を明らかにすることを目的とし
ています。
　商業統計調査は、国内にある全ての商業事業所（卸売業、小売業）を対象として実施する調査であり、商
業を営む事業所について、その活動の実態を明らかにし、商業に関する施策の基礎資料を得ることを目的と
しています。

　経済センサス-基礎調査は、平成２１年７月に第１回調査を実施し、今回が２回目になります。
商業統計調査は、昭和２７年に第１回調査を行って以来、直近では平成１９年に実施されました。
　その後、「経済センサス」（基礎調査・活動調査）が創設されたことに伴い、商業統計調査は「経済センサ
ス-活動調査」実施年の２年後に実施されることとなりました。

　調査結果は、国では経済・環境・雇用・中小企業・産業振興などの各種行政施策立案、県や市町では防
災対策、地下鉄・バス路線の整備、通信設備の整備、都市の再開発計画などの基礎資料として幅広く活用されます。