人口重心【じんこうじゅうしん】
人口重心とは,人口の一人一人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体として平衡を保つことのできる点をいう。
都道府県の人口重心は各市(区)役所・町村役場の位置を用いて計算し,全国の人口重心はこの都道府県の人口重心を用いて計算している。
アメリカ合衆国の1900年人口センサスの報告書に,1790年以降の各回人口センサス時における合衆国の人口重心が掲載されて以来,各国においても,その計算が試みられるようになった。日本においては,統計局が,昭和25(1950)年以降の各回国勢調査において,全国及び各都道府県の人口重心を計算し,発表している。
<使用指標> 国勢調査【こくせいちょうさ】
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