■ 人口集中地区【じんこうしゅうちゅうちく】

 人口集中地区は,市部・郡部別地域表章が,町村合併及び新市の創設による市城の拡大などにより,必ずしも都市的地域と農村的地域の特質を明瞭に示さなくなった事情を考慮して,昭和35年国勢調査で初めて設定された。
 人口集中地区(DID)は,次の3つの条件により設定される。
(1)国勢調査区を基礎単位とする。
(2)市区町村の境域内で人口密度の高い調査区(原則として人口密度が1ku当り4000人以上)が隣接していること。
(3)それらの地域の人口が5000人以上であること。
 公共施設,産業施設,社会施設等,特定の都市的施設のある地域は人口集中地区に含めている。また,人口密度が1ku当り4000人以上で,人口が3000人〜4000人の地域は,準人口集中地区としている。

<使用指標> 国勢調査【こくせいちょうさ】

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