■ 昼間人口【ちゅうかんじんこう】

 国勢調査における現在人口又は常住人口は,10月1日午前零時現在という夜間の状態で把握されるため,「夜間人口」とも呼ばれるが,これに対して,昼間の状態で把握された人口を昼間人口という。
 昼間人口(従業地・通学地による人口)とは,従業地・通学地集計の結果を用いて,次により算出された人口である。
  昼間人口=常住人口−流出人口+流入人口
 したがって,夜間勤務の人,夜間学校に通っている人も便宜昼間勤務,昼間通学とみなして昼間人口に含んでいる。ただし,この昼間人口には,買物客などの非定常的な移動については,考慮していない。
 昼間人口は昭和35年以降算出されているが,35年及び40年では,通学者の出入りを計算する際に,15歳以上の者に限っており,この点が45年以降と異なっている。

<使用指標> 国勢調査【こくせいちょうさ】

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