2004年11月 新札発行あれこれ
2004年11月 新札発行あれこれ
１日､20年ぶりに１万円札､5000円札､1000円札のデザインが一新されました｡その中でも新5000円札の肖像には｢樋口一葉｣が登場し､日本銀行券で初めて女性が採用されました｡(注女性の肖像としては､明治期の政府紙幣に神功皇后を採用｡2000円札の裏面の図柄として紫式部が採用されている｡)
新札発行の背景として､平成10年には１年間で807枚であった偽造１万円札が､平成14年には２万枚を越え､実に５年間で25倍以上となると同時にその精巧さも増したことがあげられます｡
また､民間シンクタンクの試算によると新紙幣発行によって１兆円近くのＧＤＰ押し上げ効果があるとの試算もされており､消費に対する心理的な影響や新札特需も期待されています｡
石川県統計分析グループ 石川県県民文化スポーツ部県民交流課統計情報室内（県庁舎 10階）