2005年4月 治安悪いと感じている47.9%−社会意識に関する世論調査
内閣府が公表した社会意識に関する世論調査報告書(平成17年2月実施)によると、現在の日本の状況で悪い方向に向かっていると思われる分野について「治安」という回答が47.9%と最も多く、ついで「国の財政」39.1%、「景気」38.5%、「雇用・労働条件」35.4%の順となりました。
今回の調査で「治安」が「景気」「雇用・労働条件」を抜き、平成10年12月の調査以降初めてトップとなりました。
また、今回「景気」「雇用・労働条件」と回答した人が減ったのに対し、「治安」と回答した人は毎回増えています。
良い方向に向かっていると思われる分野は「医療・福祉」27.2%、「科学技術」17.2%、「通信・運輸」16.5%、「国際化」14.7%、「防災」13.8%の順となっています。