2005年6月 合計特殊出生率1.29 4年連続減−厚生労働省人口動態統計
厚生労働省が平成17年6月1日公表した平成16年人口動態統計によると、平成16年の出生数は111万835人で前年の112万3,610人より1万2,775人減少し、平成13年から4年連続の減少となりました。
また、一人の女性が生涯に産む平均の子供数である合計特殊出生率は1.29で昨年と同率となりました。都道府県別にみると合計特殊出生率が高いのは沖縄県1.72、宮崎県1.52、福島県1.51で、低いのは東京都1.01、京都府1.14、奈良県1.16でした。石川県は1.35で前年の1.38を下回り、全国で第23位でした。
死亡数は102万8,708人で、前年の101万4,951人より1万3,757人増加しました。死因別では死因順位の第1位は悪性新生物31.1%、第2位は心疾患15.5%、第3位は脳血管疾患12.5%となっています。
出生と死亡の差である自然増加数は8万2,127人で、前年の10万8,659人より2万6,532人減少し、明治32年以降最低となりました。