2007年2月 分譲マンションの新設着工戸数 過去最高
国土交通省が発表した建築着工統計調査によると、平成18年の新設住宅着工戸数は1,290,391戸(前年比4.4%増)と4年連続の増加となることが分かりました。
また、利用関係別にみると、持家は358,519戸(前年比1.5%増)で3年ぶりの増加、貸家は543,463戸(前年比7.8%増)で6年連続の増加、分譲住宅は379,181戸(前年比2.7%増)で4年連続の増加となっています。特に、分譲住宅についてはマンションの着工戸数が238,614戸(前年比4.0%増)と平成2年の238,600戸を上回り、過去最高となりました。これは、低金利で住宅ローンの条件が良かったことや金融政策が引き締めに転換し、金利が先々上昇するとの観測が強まったことが影響しているようです。
石川県の新設住宅着工戸数をみると、9,319戸(前年比4.6%増)と4年ぶりの増加となっており、中でも分譲住宅は1,449戸(2年連続の増加)で前年比46.5%増という高いものとなっています。