2007年3月 石川県の住みやすさ〜石川県民意識調査結果〜
石川県企画課が昨年8月から9月にかけて行った県民意識調査で「住みやすい」と感じている地域住民が前回の調査(平成8年)より上回っていることが分かりました。
この調査は、「石川県新長期構想」の改定にあたり、県民の意識を反映させるために行ったもので、今回は「住みやすさ」の他に「少子・高齢化」「雇用・産業」「教育」「北陸新幹線」等の12のテーマで35の質問を設定し、石川県全域より20歳以上の男女4,000人を対象に郵送調査を実施、約48%の1,933人から回答を得ています。
これによると、とりわけ奥能登地域(11.6ポイント増)、中能登地域(11.6ポイント増)、金沢周辺北部地域(15.5ポイント増)において,「住みやすい」と回答した住民の比率がアップしていることが分かります。(図1参照)
これは、能登地域において空港や周辺道路の整備が進んだこと、金沢外環状道路の一部供用開始など、主に道路整備が進んだことが一因として考えられます。一方で、能登地域においては働き口や、交通機関の整備などの分野において満足度が低くなっています。(図2参照)