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■ 2007年8月 日本の高齢化率 世界最高    

 総務省が発表した世界各国の平成17年の年齢別人口をみると、日本の高齢化率(65歳以上が人口に占める割合)は20.1%で、人口3,000万人以上の世界37ヵ国の中で最も高いことが分かりました。5年前の平成12年調査では、イタリアの18.1%に次いで2位の17.3%でしたが、これを見ると日本の高齢化が急速に進んでいることが改めて分かります。
 なお、日本に次いで高齢化率が高いのはイタリア(19.7%)やドイツ(18.8%)、スペイン(16.8%)、フランス(16.3%)などヨーロッパの国が目立ちます。逆に、高齢化率が最も低いのはコンゴ民主共和国の2.6%で、世界全体の高齢化率の平均は7.3%となっています。
 石川県の平成17年の高齢化率は20.9%と、全国平均を僅かに上回っています。
 また、厚生労働省が発表した平成18年簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が79.00歳で世界2位、女性が85.81歳で世界1位と、男女とも過去最高を更新したことが分かりました。

各国の年齢別人口割合(2005年)

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