2007年10月 平成18年社会生活基本調査速報(生活行動編)
総務省統計局が公表した平成18年社会生活基本調査速報によると、自由時間等における主な活動についての行動者率は、前回の調査(平成13年)に比べると「インターネットの利用」が59.4%(前回46.4%)と大幅に増加したのに対し、「スポーツ」や「旅行・行楽」、「ボランティア活動」などが減少したことが分かりました。
「インターネットの利用」の行動者率をみると、男性は62.5%、女性は56.5%で、男性が女性より6.0ポイント高くなっています。都道府県別にみると、東京都が70.8%と最も高く、次いで神奈川県が70.7%などとなっています。石川県は57.5%と全国平均を僅かに下回っていますが、前回よりも10.2ポイント増加しており、この5年間でインターネットの利用が広く国民生活に浸透したことが分かります。
また、「ボランティア活動」の行動者率は、26.2%と前回よりも2.7ポイント低下しており、これを前回と比較可能な種類別にみると、「子供を対象とした活動」は上昇していますが、全体的には低下傾向にあることが分かります。都道府県別では、鳥取県が34.5%と最も高く、次いで滋賀県及び島根県が34.0%、石川県は6番目に高い33.0%となっています。