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■ 2007年11月 平成18年社会生活基本調査速報(生活時間編) 

 総務省統計局が公表した平成18年社会生活基本調査速報によると、男女共に「睡眠時間」が減少傾向、「仕事時間」が増加傾向にあることが分かりました。
 1日の「睡眠時間」をみると、7時間42分と前回調査(平成13年)より3分の減少となっており、年齢階級別では10〜14歳、25〜29歳及び30〜34歳を除くすべての年齢階級で減少しています。男女別にみると、男性は7時間49分、女性は7時間35分と男性が14分長くなっており、すべての年齢階級で男性が長くなっています。都道府県別では、秋田県及び山形県が8時間5分と最も長く、次いで青森県、岩手県など東北地方で長くなっていることが分かりました。石川県はほぼ全国平均の7時間43分となっています。
 有業者の「仕事時間」をみると、1日の仕事時間は6時間9分で、男性は7時間(前回6時間48分)、女性は5時間(前回4時間51分)となっており、前回調査と比較すると男女共に増加しています。年齢階級別では、男女共に一部を除くほとんどの階級で増加となっています。都道府県別にみると、男性は佐賀県が7時間33分と最も長く、次いで石川県が7時間25分(前回7時間9分)、青森県が7時間22分などとなっています。女性は青森県が5時間57分と最も長く、沖縄県、岩手県が後に続き、石川県は全国平均を上回る5時間16分(前回5時間8分)となっています。
 また、過去20年間の生活時間の推移を、比較可能な年齢区分である15歳以上の人についてみると、1次活動時間(睡眠、食事など生理的に必要な時間)は増加傾向、2次活動時間(仕事、家事など社会生活活動時間)は平成13年まで減少が続いていましたが、18年は増加に転じました。反対に3次活動時間(余暇活動など自由に使える時間)は13年まで増加が続いていましたが、18年は減少に転じています。

年齢階級別睡眠時間−週全体1日平均(全国)

年齢階級別仕事時間−週全体1日平均、有業者(全国)


行動の種類別生活時間の推移−週全体1日平均、15歳以上(全国)

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