2007年12月 後部座席シートベルト着用率 高速道等でも13.5%
警察庁と(社)日本自動車連盟が公表したシートベルト着用状況調査(平成19年10月1日〜16日実施)によると、後部座席のシートベルト着用率が一般道で8.8%(前年比1.3ポイント増)、高速道等でも13.5%(同0.8ポイント増)にとどまっていることが分かりました。
一般道での着用状況をみると、運転者が95.0%(前年比1.2ポイント増)、助手席同乗者が86.3%(同2.9ポイント増)となっており、高速道等では運転者が98.5%(同0.3ポイント増)、助手席同乗者が93.5%(同0.5ポイント増)と着実に増加はしているようですが、これに比べると後部座席の着用率の低さが際立っています。
また、平成18年の交通事故でのシートベルト非着用の場合の致死率(一般道、高速道等全体で)は、運転者については着用の場合の致死率の約46倍、助手席同乗者については同約10倍、後部座席同乗者でも同約4倍といずれも高いものとなっています。
石川県のシートベルト着用率は、一般道の運転者が95.0%、後部座席同乗者が7.2%、高速道等の運転者が98.3%、後部座席同乗者が22.9%となっており、全国平均と比較すると、高速道等での後部座席同乗者の着用率が高くなっています。