2008年1月 女性10万人当たりの
産科・産婦人科の医師数、石川県は全国10位
厚生労働省が2年ごとに実施している「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、平成18年末現在の女性(15〜49歳)10万人当たりの産科・産婦人科に従事する医師数は38.7人、子ども(15歳未満)10万人当たりの小児科に従事する医師数は177.9人であることが分かりました。今回は初めて、都道府県別に女性と子どもそれぞれ10万人当たりの産科・産婦人科と小児科の医師数を集計したものが公表され、産科・産婦人科医師数が最も多かったのは鳥取県で60.5人、小児科医師数が最も多かったのは徳島県で295.2人となっています。なお、石川県は産科・産婦人科が45.7人で全国10位、小児科が149.1人で全国38位となっており、産科・産婦人科医師数は全国平均を上回っています。
また、平成18年末現在の全国の医師の数は平成16年末現在よりも7,556人(2.8%)増え、277,927人となり、男女別では女性が過去最多の47,929人で、全体に占める割合も17.2%(前回16.5%)と着実に増えています。
石川県の人口10万人当たりの医師数は254.3人(全国217.5人)、薬剤師数は211.9人(全国197.6人)といずれも全国平均を上回っていますが、歯科医師数は53.4人(全国76.1人)と全国平均をかなり下回っています。