石川県は伝統工芸が盛ん!?
たびたび「人間国宝」という言葉を聞きますが、これは文化財保護法に基づき、文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として各個認定された人物を指す通称を言います。
重要無形文化財の指定・認定制度は、昭和29年の文化財保護法の一部改正により導入された制度で、昭和30年に初めて「人間国宝」が誕生してから50年が過ぎ、今日までたくさんの方々が認定されて来ました。
そんな「人間国宝(重要無形文化財保持者)」の都道府県別の人数を見ると東京都48人、京都府12人に次いで、石川県は9人と全国で第3位となっています。
さらに、その内訳は、全ての方々が工芸技術保持者です。これは藩政期以来のものづくりの伝統の厚みを示していると言えるのではないでしょうか。
北陸新幹線の平成27年春金沢開業も控え、大都市と地方都市との交流がより身近になります。
石川県に来られた際には、是非、伝統工芸品もご覧になられてはいかがでしょうか。
参 考:文部科学省ホームページ
URL:http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/shitei.html