女性の「やせ」割合増加 −国民健康・栄養調査−
厚生労働省が12月に公表した「平成25年国民健康・栄養調査」によると、成人のうち「肥満」の割合は男性28.6%、女性20.3%、「やせ」の割合は男性4.7%、女性12.3%となりました。
10年前の平成15年と比較すると、男性は「肥満」の割合が微増(+0.8ポイント)、「やせ」は微減(▲0.6ポイント)であったのに対し、
女性は「肥満」の割合が減少(▲1.9ポイント)、「やせ」の割合は増加(+2.2ポイント)の傾向がみられます。(図1)
また、平成25年の結果を性・年齢階級別にみると、「肥満」の割合は、男性は40歳代、女性は70歳以上で最も高く、
「やせ」の割合は男女とも20歳代で最も高くなっています。(図2-1,2-2)
※ BMI (Body Mass Index[kg/m2],体重[kg]/(身長[m])2)を用いて判定。
「やせ」はBMI18.5 kg/m2 未満、「肥満」はBMI25 kg/m2 以上。
資料)厚生労働省「国民健康・栄養調査」