現実最終消費【げんじつさいしゅうしょうひ】
最終消費支出が費用支出の集計であるのに対し、現実最終消費は便益享受に関する集計であり、便益享受者の消費になる。医療保険給付等の一般政府からの移転的な支出、教育や保健衛生などの一般政府や対家計民間非営利団体の個別的サービス活動に関する支出は、最終消費支出では支出者である一般政府や対家計民間非営利団体の消費になるが、現実最終消費では受益者である家計の消費になる。したがって、家計現実最終消費には家計最終消費支出に加え、上記の移転的な支出及び個別的サービス活動に関する支出を含む。政府現実最終消費は、防衛、公共の秩序・安全等、一般政府が社会全体を代表して消費する集合消費支出である。
<使用指標>県民経済計算【けんみんけいざいけいさん】
<使用指標>国民経済計算【こくみんけいざいけいさん】
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